飯田のバリスタ日記

シドニーでの生活ぶりを報告するブログ。

ライブレポート:Guns N' Roses - Not In This Lifetime...

こんばんは。
今回は特別編として、昨日行われた「Guns N' Roses - Not In This Lifetime Tour Friday 10 Feb 2017 ANZ Stadium Sydney, AU」公演のライブレポートを紹介していこうと思います。

このライブは僕がオーストラリアに来る前から楽しみにしてたんで、今回の記事はいつもと気合の入り方が違います。
まずは日本のライブ会場とシドニーのライブ会場の違いを説明していきます。
1つ目はチケットの違い。
チケットの取り方はだいたい日本と一緒だけど、日本はチケット会社や発行するコンビニとかでチケットの形状が違います。
しかし、こっちのチケットはすべて形状が一緒。
全部これ↓

このバーコードが重要で会場に入場する際に係員に半券を切ってもらうんじゃなくて、バーコード部分を入り口に設置してある改札みたいな機械でスキャン。
それで入場完了。
なんか日本よりシステムが進んでるね。
2つ目は物販。
日本だと大抵の場合、物販の時間が明確に何時から何時までって決まってて会場内の1か所くらいでしか販売してません。
今回のガンズのライブは開場が夕方5時半からで、日本だと恐らく開場1~2時間前の3時とか4時くらいから販売開始。
そのため物販には大行列ができて、面倒な状況になります。
しかし、こっちの物販は並ぶストレスなくすんなりと買うことができます。
日本との大きな違いは物販スペースの数。
昨日の会場となったANZスタジアムを囲むように5、6か所に物販スペースが設置してあり、混雑防止の処置がなされてました。
しかもけっこう早い時間から物販開始してたっぽいです。
さらに、日本では現金のみしか使えませんがこっちの物販はカードも使えちゃいます。
さすがカード大国です。
買い方は日本と一緒。
3つ目は入場前の状況。
日本では開場数時間前から物販や入り口前に大行列ができていることが多いですが、こっちの人たちは開場の直前にぼちぼち並び始める感じでした。
入り口前に陣取って張り切ってるガチファンもいましたが、それでもせいぜい1~2時間前から。
だから開場ぎりぎりに会場に着いたとしても、余裕でステージ前の最前列席を確保できるでしょう。
また、最前列を確保できるもう1つの要因として、こっちの現地の人たちはまず会場に入ったら客席に行かず会場内のバーに行ってビールを買いに行くので入場して最初の30分くらいは客席はガラガラでした。
日本だったら速攻最前列は気合の入ったファンたちに取られちゃうよね。
不便な点もあって、僕は今回リュックを持って行ったんですが、会場内で預けられるところがあるだろうと思ってたけど、クロークやロッカー的なものがなかった。
リュック持って客席に行くのは気が引けたけど仕方なくリュック背負ったまま行きました。
幸い、最前列を確保できたので目の前にいたセキュリティのおっさんに頼んで、柵の外にリュックを置かさせてもらいました。
もしかしたらロッカー的なものがあったのかもしれないけど、こっちのライブに行くときはリュックやカバンを持って行くのはやめましょう。
もしくは荷物は最小限で小さめのショルダーバッグ的なものが良いかと思います。
物販でたくさん物を買いたい人は車で行くのがベター。
スタジアムの横にはでっかい駐車場があるから車が一番便利かもね。
帰りもサマソニ並みに駅やバス停が混雑するから超大変だしね。
4つ目、セキュリティの違い。
日本のライブ会場の最前列の柵越しにいるセキュリティは不愛想で本当にTHE警備って感じだけど。
こっちのセキュリティは全く違います。
まず、かなり気さく。
すげー話しかけてきます笑
「今日は暑いから気をつけろよ」とか「どこ出身?」とか。
開演前はどうしても1時間くらい暇だからセキュリティもやることがないんですかね。
中には飴を配ってまわるセキュリティのおっさんとかいたり、写真撮ってくれたり。
とっても親しみやすい人が多かったです。
また日本と違う点が、セキュリティに「水くれ」って頼むとコップで水持ってきてくれます。
すばらしいシステム!
日本のフェスとかでもやればいいのに。
ライブが始まっても、手挙げてセキュリティ呼べば水くれます。
最前列の人はコップで簡単に水貰えるけど、後ろの方の人たちは空のペットボトルをセキュリティに投げたり人づてで渡したりして水貰ってました笑
昨日とか特に暑かったから熱中症で倒れられても困るしね。
こういうの体験すると、ライブ事情は日本よりも全然進んでるように感じます。
5つ目、客層。
日本だと洋ロックやメタル系のライブだと小汚いおっさん率が高いですが、こっちは年齢層様々。
まあ、小汚いおっさんもいますが、高校生・大学生くらいの若者、ロン毛のいかにもな若者・おっさん、なりきりコスプレ、ちょっとヤバそうな人、セクシーなお姉さん、普通っぽいカップル・夫婦、ちびっ子などあらゆる層が混在してました。

僕の横にも胸元パックリのセクシーお姉さんいたし、けっこう若いお姉さん率も高かった。
あと、日本だと小汚いおっさんが多いから臭いことが多いけど、僕の周りは若者が多かったのでオイニーは全然気になりませんでした。
ラウドパークとかはマジで臭いときあるからね笑
加齢臭がね笑
日本とシドニーの違いはこんなもんかな。

ここからはガンズのライブレポート書いていきます。
今回、ガンズはお初にお目にかかるのですが、今まで見てきたライブの中で1、2位を争う非常に素晴らしいライブでした。
素晴らしかった要素1、旧メンバーの復帰。
20年以上仲の悪かったガンズのボーカル、アクセルとギターのスラッシュとベースのダフがとうとう仲直りして去年からスラッシュとダフがガンズに復帰してツアーを始めたのはロック界では衝撃の事件としてずっと話題になっていましたね。
90年代にアクセルの性格上の問題や曲の権利問題などが原因で、スラッシュとダフに見限られ脱退されてしまい、脱退後もちょくちょくスラッシュとダフに権利問題で訴訟を起こされたりして最悪の関係でしたが、20年たった今、とうとうアクセルがスラッシュとダフに詫びを入れたらしく、良好な関係に戻ったのがきっかけで、復帰ツアーを行っているのが今の状況です。
まだイジーやアドラーとか関係が微妙な旧メンバーが復帰してませんが、スラッシュとダフが復帰しただけでもガンズファンとしては必ず見なければならないライブなのです。
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このバンドは「世界一危険なロックバンド」と言われるくらい問題の多いバンドなので、またいつスラッシュとかが脱退したり、アクセルが問題起こしたりしてバンドをだめにするかわからないので、黄金メンバーが復帰した今がガンズを目撃できるラストチャンスかもしれないんです。
だから、ほかの好きなバンドを見に行くよりも重要度が桁外れに違うわけなんです。

素晴らしかった要素2、ガンズの定刻通りの開演。
上記でガンズは問題が多いと書きましたが、この問題はメンバー間だけでなく、ライブを見に来たファンにも及ぶことがあります。
昔よくあったのが開演時刻が過ぎても一向にバンドが登場しないという事件。
アクセルの機嫌次第で1~2時間遅れて登場するなんてことがざらにあったそうです。
ライブが予定通り始まっても、勝手にビデオ撮影している客と取っ組み合いの喧嘩をしたり、ライブを途中で放棄したり、当時仲の悪かったスラッシュが描かれたTシャツを着た客を追放したり、セキュリティと喧嘩したりとライブ中にも多くの問題が起きるバンドとして有名でした。
逮捕されたこともあります。
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もしかしたら、今回のライブ中にも何か悪いことが起きるかもしれないと少し不安になりましたが、定刻通りショーが始まり、無事最後までやり遂げてくれました。
アクセルももう50くらいのおっさんなのでさすがにまるくなったのでしょう。
素晴らしかった要素3、スペシャルゲストの登場。
ライブ後半にはゲストとしてAC/DCの名物ギタリストのアンガスが登場。
これにはさすがに驚きました。
ホントにびっくり。
現在、AC/DCはアクセルがボーカルを務めていて、その関係でゲスト出演してくれたのでしょう。
AC/DCはオーストラリアのバンドだしね。
AC/DCの代表曲「Whole Lotta Rosie」と「Riff Raff」をやってくれました。
AC/DCとガンズの共演が見れるなんて夢にも思わなかったから本当に感動しました。

素晴らしかった要素4、アクセルの声の調子。
アクセルももうおっさんなので全盛期の声質は期待していませんでしたが、思った以上に良かった。
CDでよく聴いてたあの声を実感できて感動。
また、終始ステージ上をアクティブに動き回っていて安心した。
若いころは超イケメンだったけどおっさんになってからはクソデブになってしまったので実物を見るまでは幻滅していましたが、デブはデブでも動けるデブだったので普通にかっこよかった。



でもやっぱりアクセルは痩せてほしい。
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スタイルを昔のまま維持できてるのはダフだけだった。
ダフは今でもまじイケメン。

スラッシュももう少し痩せてほしいです。

素晴らしかった要素5、選曲。
選曲もホントに良かった。
1曲目は伝説のデビューアルバム「Appetite For Destruction」から「It's So Easy」で始まり、「Appetite~」「Use Your Illusion 1&2」「Chinese Democracy」と歴代アルバムの代表曲をバランス良くやってくれたので、大満足のセトリでした。
これが10日のセトリ↓
www.setlist.fm
締めが「Paradise City」っていうところがいいよね。

結論
ガンズ最高でした。
次は新譜が出てワールドツアー真っ最中のメタリカが見たいです。